グルジア-ロシア紛

 ロシアの行動や決定は、長期的な視点に立つ場合、ロシアの新双頭政権にとって次の点でコストの高いものにつくかもしれない。①アメリカ大統領選挙において、対ロ強硬路線を提唱する候補者の声やムードに資する。②欧州連合 (EU) 諸国間のロシアへのエネルギー依存率を下げようとする努力を加速化する。③グルジアとウクライナの北大西洋条約機構 (NATO) 加盟を促進する。④バルト三国、独立国家共同体 (CIS)諸国における”ロシア脅威”感情を増大させる。

◆今後予想される事態
 一体何力国が、南オセチア自治州とアブハジア自治共和国の独立承認に踏み切るだろうか?これが、今後の展開の重要な見所の一つである。
 9月時点でロシアに追従したのは、二カラグアのみである。おそらく、べラルーシ、シリア、ベネズエラ、さらにパレスチナのハマスなど、アメリカによって 「ならず者国家」とみなされ、ロシア寄りの立場を明白にしている政権または国々が、その後に続くだろう。他方、中国、中央アジア諸国は、自国の利害とてんびんにかけて、慎重な態度を保っている。
 08年8月のロシアーグルジア間の 「5日戦争」の総決算を下すには、まだ時期尚早である。ただし、メドベージェフ新大統領がリベラルなハト派の政治家であるとの見方が希望的観測に過ぎなかったことだけは、判明した。
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